タイ01_バンコク、エメラルド寺院ワット・プラ・ケオ
エメラルド寺院の通称で知られているワット・プラ・ケオは、1782年ラーマ1世が現在の王朝であるチャクリー王朝を開いたときに護国寺として建てた寺院です。敷地内の黄金の仏塔には仏舎利(仏陀の遺骨)が納められています。ワット・プラ・ケオは王室の守護寺院として建立され、タイで最も美しく、きらびやかな寺院です。
エメラルド仏は、ワット・プラケーオにある仏像プラ・ケーオのことですが、実際にはヒスイ製です。タイ人のアイデンティティーの1つでもあるこの仏像は、民間では霊験あらたかな仏像とされるため、タイ人のみならず、東南アジアの上座部仏教国からも巡礼者が巡礼に訪れます。タイ国王の手によって年に3回、夏・雨季・乾季のはじめに衣替えがあり、王室の重要な行事の1つです。